「Connect with Psychotherapy 〜サイコセラピーから学ぶ、行動変容のための準備〜」を聞きました
Learning outcome
行動変容を起こす振り返りが実践できるようになる
行動変容が起こらない振り返り
同じ課題が言葉を変えて何回も議題に上がる
Next Actionが放置される
ふりかえりをしても何も変わらなくない?という声が出てくる
→こういう形になりがちだが、打開するのが難しい
サイコセラピーを参考にして打開する!
サイコセラピー→心理療法 行動変容を促す
ヴァージニア M. サティア。家庭両方の母と呼ばれる。家族を巻き込んで治療を行うと捉え活動した。
神経言語プログラミングにも影響を与えた。
サティアの変容モデル
現状→外部因子の注入→混沌→新しい関係性と統合→実践→新しい現状
https://ssaits.jp/promapedia/method/satirs-change-model.html
行動変容のメカニズム
Loeschenのチェンジサイクル サティアの仕事を6ステップのサイクルに構造化した。
我々がやりがちなことって、Actionが決まってからのアプローチのみに偏りがち。 しかし、Loeschenによると、アクションを起こす前の準備の方が大切
じゃあ実際にどう準備するの?
安心させる
- お互いの信頼関係を作る。
- 人間が悪意があって行動しているわけではないということを大切にする
Norm KerthのProme Directive
「私の全てのレトロスペクティブワークは、LoeschenがまとめたSatirのチェンジサイクルの影響を受けています」
マッピング
Satirのマッピングスキル 家族さん世代の歴史を探ることで、暗黙ルールを探る。どのような環境で育ったのかを詳しく聞く。
↓現場ではどう活用するか
チームメンバーのマッピングを行う。ドラッガー風エクササイズなどをもっと深く行う。消極的なチームメンバーがどうして消極的なのかをみてみると、以前の職場は積極的なのが分かった。
パーソナライジング
すれ違っているカップル。 カーラの話を聞いてくれないケン
カーラは自分の話を聞いてくれないのが、自分のことに興味がないと思っていた。
ケンは実は仕事が忙しくて上の空になってしまっていた。
→自分の解釈が相手の意思と受け取ってしまっていた。
↓現場ではどう活用するか
チームでやるネクストアクションどのくらいやりたいかというのを5点満点で出してもらう。
その上で、 * 自分が主導して実行したいと強く思っているメンバー(5点がいる) * 賛成していないメンバーがいない(2点以下がいない)
という条件が達成される時だけアクションを作る
感想
振り返りでアクションが決まってからどうするかについてだけ考えがちなのは本当に自分がそうだった。今回の資料をもう一度見直して、アクションを決めるまでの準備についてもう少し考えたいと感じた。